経理事務歴12年ですが…家計簿がめんどくさくて嫌いな春野菜(@haruyasai_1881)です。
春野菜
それでも家計簿自体は10年近く続けてますが…せっかく家計簿をつけてるのに、十分に活用できていませんでした。
- 書くのを後回しにして溜め込みがち
- 振り返る頃には時間が経ちすぎて忘れがち
- その結果、収支が分かるだけで家計が改善しない
またわが家は自分たちが把握しやすいように、オリジナル項目で家計管理しています。
しかし…自分が把握しやすいように科目も変えていたので、市販の家計簿は使い勝手がイマイチで作るのに時間がかかってました。
だからといって、自分でエクセルやスプレッドシートで家計簿を作っても、何かと不便。
上記のブログでおすすめされていた『マネーフォワードME』を使ったら、自分が管理しやすいまま、より早く家計簿をつけれるようになりました。
マネーフォワード ME – 人気の家計簿(かけいぼ)
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これからご紹介するのは2つ。
- アプリを使い始めたら、家計簿のつけ方がどう変わったのか
- わが家で行った『マネーフォワードME』のカスタマイズ
春野菜
マネーフォワードMEで感じた3つのメリット
- 家計簿にかける時間の短縮
- 夫婦それぞれに合った使い方に合わせられる
- ポイントを無駄なく使える
マネーフォワードMEを使うようになって、よかったことは主にこの3つです。
使った感想をそれぞれ説明していきます。
1.家計簿にかける時間の短縮
まずマネーフォワードMEを使いだして感じた何よりのメリットが時間の短縮です!
うちでは夫婦別財布でそれぞれ集計
↓
合算して1ヶ月分の家計を出しています。
この金額の集計を出すまでの作業時間はもちろん、連携機能のおかげで入力漏れは減り、早く正確な金額を出せるようになりました。
夫婦の家計相談もスムーズに
ワンクリックで、見たい情報がすぐ見れます。
- 夫が使った分
- わたしが使った分
- 食費の推移のグラフなど
パソコンでもスマホでもサッと見れるので、子供が落ち着いているうちでもパパっとできて便利です。
(子供と一緒に寝落ちしてしまうことも多いので)
2.夫婦で違う「家計簿に求めること」に合わせられる
- 『何にいくら使ったか』分かればいい
- 手間が減るなら連携機能も歓迎
- 今月が赤字でなければよし
- 【把握方法】数字よりグラフ化した方が分かる
- 『いつ』『どこで』『何にいくら使った』知りたい
- 連携機能は使いたくない
- 前月分や去年分と比較がしたい
- 【把握方法】数字だけで把握できる
夫がまとめている家計集計表は、2013年から続けていますが…わたしはその表を見てもよく分からないんです。
家計集計表を見ながら夫に解説されないと、家計の現況も改善もピンと来ません。
お互いが分かりやすいように、明細を作ったりグラフ化するのはめんどくさくて、そのままに放置してました。
マネーフォワードMEで家計簿を作ると、グラフも金額推移も自動で作られるので夫婦どちらも見やすいです。
3.ポイントを無駄なく使える
うちでは楽天経済圏とPayPay経済圏を使って、生活費を節約してます。
節約できるのはポイント還元のおかけなので、ポイントを失効してしまうと大損です。
せっかく貯めた約8万ポイントを失効したことも(涙)
ポイントサイトや各支払いアプリを見なくても、マネーフォワードMEで一括で見れるので「忘れてそのままポイント期限切れ」が防げます。
おかげで今月末が期限のポイントもうまく使いきれました!
マネーフォワードMEをオリジナル家計簿にカスタマイズした方法
デフォルトの設定だと細かく分類分された雑誌でもよく見る家計簿ができます。
でもその普通の家計簿は、複数の家計比較には役に立ちますが「自分の生活をどう変えたいか」にはあまり効果がないようです。
わたしもこの動画を参考に支出を4つに分類することを意識してました。
- 生活する上で必ず毎月支払う支出【固定費】→家賃、水道光熱費など
- やりくりできて毎月支払う支出【月間生活費】→食費、日用品など
- 突発的に必要になる支出【年間生活費】→医療費、洋服代など
- ゆとり費→外食費など
こうすることで家計を見直すときに「食費が増えすぎたのか」「そもそも固定費が高すぎるのか」など高くなった原因が見やすくなります。
実際に使用中のマネーフォワードMEの項目
うちの家計簿は、両学長のブログでおすすめしたほどシンプルではありません。
その理由は2つ。
- わたしが在宅で副業をしてるため、確定申告のために連携マッピングも使いたい
- ずっと使っているオリジナル家計簿と大きく変えたくなかったから
今も使っているオリジナル家計簿は、子供が生まれるまえからデータをとっているため、金額の増減を比較するためにも、カテゴリーは変えたくありませんでした。
食費【月間生活費】
- 近隣スーパー
- コンビニ
- ドラックストア
- ネット通販
- 隣駅で買い物
安いお店を回るのは、節約術としては賛否両論ありますが、うちでは程々にお店回りしています。
なので、内訳はお店ごとで集計。
外食やカフェ代は別項目で集計しています。
日用品【 月間生活費 】
- 消耗品
- 雑貨
収納ボックスやシーツカバーも雑貨で計上。
子供のおむつ代などは『交際費(子供費)』で別に集計しています。
交際費(子供費)【 月間+年間生活費 】
- 子供日用品
- 子供衣類
- 子供の本
- 子供その他
交際費の項目は使わないので、子供費としておむつ代や絵本代などもまとめて計上しています。
衣服・美容【年間生活費】
- 夫分
- 妻分
- クリーニング
夫婦揃って洋服に興味がないので、必要な分しか買いません。
少ない枚数で着回して傷んだら買い換えているので、予算は月間ではなく年間で管理です。
住宅費【固定費】
- 電気代
- ガス代
- 水道代
- 通信費
- 保険・iDeCo
- 管理費・積立金
- 教育費
住宅費には固定費をまとめています。
掛け捨ての医療保険もiDeCoも固定費として、住宅費でまとめて計上。
交通費【年間生活費】
- 交通費
- 娯楽費
わが家は車がないので、レジャーに行くときは必ず電車なため、娯楽費と交通費を一緒にしています。
娯楽費はゆとり費ではなく、生活費(年間の予算)として管理。
理由は思い出づくりも大切にしたいから。
『DIE WITH ZERO』の中でもこう書かれています。
「人生でしなければならない一番大切な仕事は、思い出づくりです。
最後に残るのは、結局それだけなのですから」(中略)
こんなふうに、元の経験から副次的に生まれる経験は、まさに記憶の配当だと言える。
その経験は、積み重なっていく。
忘れがたい旅を振り返ることで、どれくらい多く、豊かな時間を過ごせただろうか。繰り返し思い出すことで、元の経験よりも多くの喜びが得られることだってある。
金を払って得られるのは、その経験だけではない。
その経験が残りの人生でもたらす喜び、つまり記憶の配当も含まれているのだ。
将来のことを考えて教育費を貯めたり、子供に迷惑かけないために老後資金を作るのも大切ですが、子どもたちと一緒に楽しく使いたいですね。
健康・医療【年間生活費】
確定申告で医療費控除が使えるように、 健康・医療 の項目を使用。
趣味・娯楽【ゆとり費】
- 間食
- 子供と外食
- 会社飯
食べることが好きで、買い食いや外食で散財しがちなので別項目で管理しています。
夫のお弁当代もさぼったら分かりやすいように、外食費として計上です。
その他【生活に関係ない支出】
- ブログ関連費用
- 交際費
- 仕送り
- 雑費
子供生んでから友達と会うことが減ったので、交際費もその他に。
主に生活そのものに関係ない、副業や実家への仕送りなどの支払いをまとめています。
財布機能の設定
財布機能で、夫婦それぞれの財布を作成しておきます。
財布支払いでは、連携できないバーコード決済分もまとめているので、実際の現金残高とは合わせていません。
- PayPay
- 楽天Pay
グループを設定する
わたしは1つのマネーフォワードアカウントに、夫婦それぞれの楽天市場やAmazonのアカウントを連携させました。
連携したショッピングサイトや口座を、夫婦ごとのグループに分けて登録。
夫グループを選べば夫が購入した分が、妻グループを選べばわたしが購入した分の集計が出ます。
ワンクリックで各自が使った明細も、夫婦の合算も見れて便利です!
簡単に家計簿作れたら改善しやすくなった
マネーフォワード ME – 人気の家計簿(かけいぼ)
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最初から家計簿づけを溜めるなって話だけど…めんどくさいものは、どんなに必要でもやりたくないよね。
早く簡単に家計簿がつけれるようになって、レシートはためこまないし、衝動買いも収まりました。
夫婦お互いが見やすい形の家計簿になったので、情報共有もスムーズに終わります。
わたしはマネーフォワードMEを有料版で使っていますが、無料でも機能は制限されますが便利に使えます。
- クレジットや銀行の連携機能(4件まで)
- グループ設定(1件まで)
マネーフォワードMEはズボラな主婦にも、夫婦別財布な家庭にもおすすめな家計簿アプリです
無料会員登録で使えるので、ぜひ活用してみてください。
以上、 春野菜(@haruyasai_1881) でした!