40歳の4人目の出産で出生前診断を受けた理由と体験談

4人目妊娠時の出生前診断(NIPT)ですが、結論から言うとバリバリやりました。

別にやらなくていいのでは?と思われるオプションもマシマシで。

金銭的にかなりキツイことになりましたが、もちろんそれも認識した上でやりました。

理由は大きく2つです。

  • 年齢的な問題
  • 上の子達への影響

あくまで個人的な考え及び体験ですが、出生前診断を考えている人の参考になればと思います。

かなりデリケートな話となりますが、その点ご了承ください。

40歳の妊娠出産のリスクが心配

4人目出産時は妻は40歳オーバーとなります。

3人目の出産時も既にアラフォーで、40歳過ぎたからといって急激にリスクが上がるわけでもないようですが、やはり節目としての40歳を超えると心配になります。

「母親の年齢が35歳以上になる頃から、明らかに生まれてくる子どもに染色体異常が出やすくなります。それ自体が病気というわけではありませんが、ダウン症などの何らかの染色体異常を持ちやすくなると言われています」

母の出産年齢ダウン症の子が生まれる頻度何らかの染色体異常をもつ子が生まれる頻度
20歳1/16671/526
25歳1/12501/476
30歳1/9521/384
35歳1/3851/192
40歳1/1061/66

20歳~31歳の妊娠適齢期に出産した場合、子どもの染色体異常はほとんど見られない。30歳で子どもを産んだ場合、ダウン症の子が生まれる確率は952分の1だが、35歳で産むとその確率は385分の1。40歳なら106人に1人と確率が高まっていく。

日本人が知らない「年齢と妊娠・出産」の真実。20代、30代、40代で不妊治療の効果はどう変わる?【国立成育医療研究センター医師監修】

20歳→30歳の10歳差では2倍にすらならないのに、30歳→40歳の10歳差ですとダウン症では10倍近い頻度に。

こんなデータを見てしまうと、3人目まではしていなかった出生前診断も今回はした方がいいのでは、考えました。

上の子達への影響

特に問題なく育ってくれている上の子3人でしたが、それでも毎日大変です。

一人ひとりに100%向き合っているかというと、今でもそうとは言えない状況。

ここに、もし厳重なケアが必要な子が加わった場合、上の3人と向き合う時間は更に減ってしまいます。

また…考えたくないですが、事故等で私達夫婦が死去した場合
(周りの親族も助けてくれるとは思いますが)
残った子供たちへの多大な負担になってしまう可能性が高いです。

で、あればできる限りそのようなリスクは下げておきたい、という考えになりました。

NIPT検査で陽性だったら?

実際にNIPTを受けてみて、幸いにして全ての項目で陰性でした。

これがもし陽性だった場合、どうしていたかを考えると…やはり諦めていたと思います。

1人目の子供でしたら、また考えも違ったかもしれません。

先程も述べた通り、上に3人の子供がいるところに生まれてきてもらうには、負担が大きすぎると思われるためです。

色々意見があると思いますが、私達が話し合った結論は「諦める」でした。

ただ…実際に陽性になっていたら、この事前に考えていたものの結論が違っていたかもしれません。

どこで出生前診断をしたか

安い検査ではないのでどこで行うか迷いましたか、今回は『ミネルバクリニック』で検査をしました。

選んだ理由としては3つ

  1. 検査実施可能日の早さ(9週から可能)
  2. 検査項目の多さ
  3. 結果報告までの短さ(7日)

NIPT検査が受けれるのは10週からの病院が多い中、ミネルバクリニックは9週から受けれました。

受けたのは『アラフォー応援コース』

2社のNIPT検査を受けるプランであったため、母親である妻はもちろん、父親である自分の検査もしました。

いち早く検査結果を知りたかったので、郵送も可能でしたが、直接店舗に行って唾液を採取。

結果報告までは約7日とのことでしたが、海外に送って検査するため、国際郵便の送付日等に必要日数が左右されます。

採血して送付した方がいいので、来院予約するときに送付日を聞いてからの予約がいいと思います。

唾液採取時に対応してもらった職員の方がイマイチだったこと以外は、特に問題なく検査が終了しました。

ざっくりとではありますが、出生前診断について考えていたことをまとめてみました。

診断を考えている人等の参考になれば幸いです。

以上、幹事長(@ikukyuusyutoku)でした。

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